エンジニアからWebディレクターへの道

昇進をして管理職で働きたいという人にとってWeb業界は魅力的な候補であり、エンジニアからディレクターを目指すというキャリアパスが存在しています。ディレクターとして成功すればさらに上位の管理職を目指していくこともできるため、上昇志向の強いエンジニアはWebエンジニアへの転向を考えてみるといいでしょう。
Web開発の現場ではエンジニアだけでなくコーダーやデザイナーなどのいくつかの専門家が働いていて、ディレクターはその統率をしながらプロジェクト管理を行っています。ディレクターは個々の専門家の専門性を正しく理解して仕事の管理を行っていかなければなりません。
もともとWeb開発チームに入っていた人が抜擢されてWebディレクターになるケースが多いですが、その中でも有力候補になるのがWebエンジニアです。
デザイナーやコーダーがITについての深い理解をするのは難しいものの、逆についてはそれほど難しいことではありません。仕事を通して理解を深めることができるため、エンジニアとしてWeb開発に参入して長く働いていると最終的にはディレクターになれる可能性が高いのです。
ITの理解を含めてWeb開発の全職種を理解するのは簡単なことではありません。Webエンジニアになったからといって必ずしもディレクターになれるわけではないですが、最も大きなハードルであるITの理解をクリアしている点で有利なのは確かだと言えるでしょう。
管理職を目指すハードルを下げられる方法としてWebエンジニアへの転向は有力候補になります。